スキンケア

こんにちは。

今日のブログでは、前回に引き続き

肌が敏感になりがちなこの季節におすすめのアイテムをご紹介します。


わたしは前職で

スキンケアアイテムの開発や販売に長く携わっていました。


「かぐれ」という、天然素材の衣類や手仕事の雑貨を取り扱うブランドで

オリジナルコスメの開発やPRと

国内外のナチュラルコスメのセレクトを担当。


目の肥えたお客さまや

知識と経験豊富な先輩方に恵まれたこと、

そしてわたし自身が敏感肌でケミカルな成分に弱いこともあり

オリジナルコスメの開発も

セレクトアイテムのラインナップも

やりがいと信念をもって妥協なくやらせていただきました。


職を離れた今でも商品は使い続けていますし

わたしの暮らしの欠かせない要素になっている存在。

そんなかぐれオリジナルコスメシリーズが、

先月初旬にリニューアルしましたのでご紹介させてください。

そもそもかぐれのスキンケアは

日本の四季と日本人の肌に合わせて作っています。


綿々と受け継がれてきた体質や肌質には、

その風土に根付いた植物や養生法があるもの。


開発において、わたしたちはそれらを大切にし、

古くから肌のために重用されてきた植物を積極的に採用しました。


たとえばヘチマ。

化粧水を始め、かぐれのコスメに多く使用しているヘチマ水は

「美人水」と呼ばれ、大奥でも愛用されていたといいます。


保湿はもちろん、傷んだ細胞を修復する効果があり、

分子が小さいので浸透力が高いのが特長。
慢性的な乾燥肌、ダメージ肌が多い現代人にはぴったりの成分です。


わたしは以前、ヘチマ水の採取に立ち会わせていただいたことがあります。

一年に一度、中秋の名月の頃。

ヘチマの茎を切り、そこから零れる水滴を一升瓶に溜めていくのです。


自分でたとえたら、

からだを切って血液を集めるようなものなのでしょうか…

まさしく「生命の水」。

エネルギーが凝縮された、大切な水。


すこし話はそれますが、

わたしが暮らしのなかで大切にしているのは

「イメージする」ということ。


たとえばスキンケアをするときに

化粧水をつけながら、ヘチマ畑をイメージします。


あの生命の水が、わたしの肌に活力を与えてくれている。
今、肌からヘチマ水の栄養が沁みわたっている。
そんなイメージができると、効果が何倍にもなりそうな気がしませんか。



スキンケアだけではなく、食べものや身につけるものもそう。

どこまで背景が見えるかはそれぞれだけれど、

なるべく幸せなイメージができるものを多く使いたい。


たとえばわたしは旅先でうつわを買うのが好きなんです。

そのうつわを使うときに、

その旅の記憶も思い出されて楽しくなるから。


そんなふうに、いいイメージをなるべく浮かべながら暮らしたいと思っていて、

かぐれのコスメは、それができるアイテムだと思っています。


この商品を作っているのは

名古屋にある「ネオナチュラル」という会社です。

以前のブログで、ネオナチュラルさんの甘酒もご紹介しましたね。

岐阜県の母袋に自社のオーガニック農園を持っており、

そこで育てた植物をメインに商品作りをされています。


前回のブログでご紹介したハーブファーマシーさんもそうですが、

誠実なものづくりをされているブランドは、
その生産背景も明らかです。

ウェブサイトなどを見れば

畑やものづくりのようすを子細にのぞくことができ、

イメージが広がります。

そのイメージを浮かべたまま商品を使うと、

みずみずしい植物の香りと、なめらかなテクスチャーにより癒され

わたしたちのからだと、植物との親和性を感じるのです。


今回のリニューアルでは

それまで大切にしていた理念はそのままに、

より現代人の暮らしと肌にフォーカスした処方となりました。


さらに使いやすい形状と価格帯にバージョンアップ。

幅広い方に手にとっていただきやすくなっています。


長くなってしまったので(でもまだまだ書き足りないのですが…!)

商品詳細は、かぐれのウェブサイトでご覧くださいね。

http://www.kagure.jp/holisticbeauty/


かぐれ全店はもちろん、オンラインショップでもお買い求めいただけますので

気になった方はぜひ試されてみてください。


敏感肌になりやすいこの季節、

みなさんの助けになるアイテムが見つかりますように。

awai

からだを温める リフレクソロジーサロン